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2020 / 08 / 18  10:12

「デカメロン2020」書籍化のお知らせ

ご好評をいただいた連載「デカメロン2020」の書籍化が決定いたしました。
12月2日発売いたします。
なにとぞ、よろしくお願いします。

2020 / 07 / 15  13:28

内田洋子さん イタリア版の本屋大賞・第68回露天商賞「金の籠賞(GERLA D'ORO)」受賞!!


内田洋子さんがイタリア版の本屋大賞・第68回露天商賞(Premio Bancarella)の授賞式にて、「金の籠賞(GERLA D'ORO)」を受賞されました!!

イタリア人以外が「金の籠賞(GERLA D'ORO)」を受賞をするのは今回が初めて!


方丈社のウェブサイトにて『デカメロン2020を待ちながら』を連載中の内田洋子さんに、イタリアの三大文学賞の⼀つで、イタリア版の本屋⼤賞ともいえる第68回露天商賞(Premio Bancarella)の授賞式で、イタリアの書店員(<ポントレモリ書店員連盟>と<本の行商人連盟>)より、「金の籠賞(GERLA D'ORO)」が授与されました。
「金の籠賞」がイタリア⼈以外に送られるのは今回がはじめてとのことです。授賞式は7月19日にイタリアのポントレモリで開催されました。

露天商賞(Premio Bancarella)
イタリアで刊行された本の中から、分野を問わず翻訳書も含め、本屋たちが最も売れ行きの良い本を報告して決まる。文芸評論家も作家も記者も出版⼈も関わらない、本屋だけで選出する文学賞だ。1953年に生まれて以来ずっと、イタリアの<読むこと>と<書くこと>を支えてきた。(『モンテレッジォ 小さな村の旅する本屋の物語』より)なお、第⼀回の受賞作(1953年)は、ヘミングウェイの『老人と海』。


金の籠賞(GERLA D'ORO)
1952年に<露天商>賞を創設した本の行商人たちが贈る、シンボルである賞です。本を広め、守り、読むことの価値を広めてきた功績をたたえて贈られます。
内田洋子さんは現在、方丈社のウェブサイトにて『デカメロン2020を待ちながら』
https://hojosha.co.jp/free/waitingfor_decameron2020)を連載中。方丈社からは『モンテレッジォ ⼩さな村の旅する本屋の物語』、『もうひとつのモンテレッジォの物語』を出版しております。

デカメロン2020を待ちながら
https://hojosha.co.jp/free/waitingfor_decameron2020

デカメロン2020を待ちながら公式Instagram
https://www.instagram.com/waitingfor_decameron2020


『モンテレッジォ ⼩さな村の旅する本屋の物語』
内田洋子・著
発売⽇:2018年4月6日
定価:1800円+税
体裁:四六判・仮フランス装
発行:方丈社
ISBN:9784908925290
http://hojosha.co.jp/menu/591906

Amazon:https://amzn.to/2CsgZId



『もうひとつのモンテレッジォの物語』
内田洋子・モンテレッジォの子供達・著
発売⽇:2019年12月16日
定価:1500円+税
体裁:四六判・並製・オールカラー
発⾏:方丈社
ISBN:9784908925559
http://hojosha.co.jp/menu/741614

Amazon:https://amzn.to/35FB2wH




内田洋子
1959年神戸市生まれ。東京外国語大学イタリア語学科卒。通信社ウーノ・アソシエイツ代表。2011年『ジーノの家 イ タリア10景』(文春文庫)で日本エッセイスト・クラブ賞、講談社エッセイ賞をダブル受賞。著書に『ミラノの太陽、シチ リアの月』(小学館文庫)、『皿の中に、イタリア』(講談社文庫)、 『イタリア発イタリア着』(朝日文庫)、『十二章のイ タリア』(東京創元社)、 『モンテレッジォ 小さな村の旅する本屋の物語』、『もうひとつのモンテレッジォの物語』(方 丈社)、『サルデーニャの蜜蜂』(小学館)。翻訳書に 『パパの電話を待ちながら』(ジャンニ・ロダーリ著 講談社文庫)な ど。2019年「ウンベルト・アニエッリ記念ジャーナリスト賞」受賞。7月17日に『対岸のヴェネツィア』が集英社文庫 より発売。

2020 / 03 / 16  12:00

デカメロン2020(Decameron2020)緊急非常事態宣言が発動されたイタリアを、イタリアの若者が語る、描く、見つめる、歌う

新型コロナウイルスが世界中に蔓延し、非常事態宣言が発動されたイタリア。
ヴェネツィア、ミラノ、ボローニャ、ローマ、モンテレッジォ、シチリア島などで暮らす
14歳から29歳の若者たちが、ささやかだけど小さくない声をつむぎ始めた。
彼らが、耳をすませ、見て、感じて、触れた、いまのイタリアのたたずまいを届ける。
これから始める「デカメロン2020」は、1348年のペストの蔓延からフィレンツェ郊外に
逃れた若い男女10人が10日間語りつくす古典『デカメロン』の「リアル・イタリア版」です。

本編はこちら

2019 / 09 / 09  18:37

「注文をまちがえる料理店」マーケティング・エフェクティブネス部門のグランプリを受賞しました。

「注文をまちがえる料理店」が、日本を代表する広告賞「ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS」において、
マーケティング・エフェクティブネス部門のグランプリを受賞しました!

書籍ページへ

 

2019 / 06 / 13  14:36

『モンテレッジォ 小さな村の旅する本屋の物語』の作者・内田洋子さん トークショーを開催

『モンテレッジォ 小さな村の旅する本屋の物語』の作者、内田洋子さんが「ユネスコ地球クラブコスモス」のみなさんと交流しました。


 6月8日、目黒区の東根小学校で内田洋子さんのトークショーが開催されました。参加者は、モンテレッジォ近隣のアルピオーラ小学校と交流している「ユネスコ地球クラブコスモス」の子どもたちと親御さんのみなさん。ふだんは福祉施設や老人ホームなどを慰問する小学生の合唱団」のみんなは、内田さんのイタリアの話に興味津々で、「イタリアの小学生の女の子は黒い服が好き」「男の子は赤色が好き」など、子どもたちにもなじみやすい話から、『モンテレッジォ 小さな村の旅する本屋の物語』(小社刊)にある、その昔、学校もない山の中の村(アルピオーラ村)の字の読めない人たちが、本の行商で世界じゅうを歩いていたことなどのエピソードに目を輝かせていました。

 最後には、話に出てくるアルピオーラ小学校の子どもたちが、コスモスのみんなのために漢字まで書いてつくった絵本が紹介され、イタリアの小さな村がそこにあらわれたような世界の広さ、深さ、多様性までを感じる話に、子どもたちは誰もが「イタリアに行ってみたい」「アルピオーラ小学校のみんなと仲よくなりたい」と盛り上がりました。
 締めは、子どもたちが「イタリアの友だちのために」と、歌とコーラスを披露。梅雨の晴れ間の小学校の教室で起きた小さな「奇跡」でした。

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