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2019 / 06 / 13  14:36

『モンテレッジォ 小さな村の旅する本屋の物語』の作者・内田洋子さん トークショーを開催

『モンテレッジォ 小さな村の旅する本屋の物語』の作者、内田洋子さんが「ユネスコ地球クラブコスモス」のみなさんと交流しました。


 6月8日、目黒区の東根小学校で内田洋子さんのトークショーが開催されました。参加者は、モンテレッジォ近隣のアルピオーラ小学校と交流している「ユネスコ地球クラブコスモス」の子どもたちと親御さんのみなさん。ふだんは福祉施設や老人ホームなどを慰問する小学生の合唱団」のみんなは、内田さんのイタリアの話に興味津々で、「イタリアの小学生の女の子は黒い服が好き」「男の子は赤色が好き」など、子どもたちにもなじみやすい話から、『モンテレッジォ 小さな村の旅する本屋の物語』(小社刊)にある、その昔、学校もない山の中の村(アルピオーラ村)の字の読めない人たちが、本の行商で世界じゅうを歩いていたことなどのエピソードに目を輝かせていました。

 最後には、話に出てくるアルピオーラ小学校の子どもたちが、コスモスのみんなのために漢字まで書いてつくった絵本が紹介され、イタリアの小さな村がそこにあらわれたような世界の広さ、深さ、多様性までを感じる話に、子どもたちは誰もが「イタリアに行ってみたい」「アルピオーラ小学校のみんなと仲よくなりたい」と盛り上がりました。
 締めは、子どもたちが「イタリアの友だちのために」と、歌とコーラスを披露。梅雨の晴れ間の小学校の教室で起きた小さな「奇跡」でした。

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