書 籍

方丈社書籍

探究学舎のスゴイ授業 戦国英雄編

探究学舎 編
木元隆雄 著
宝槻泰伸 著
四六判並製 280頁
定価:1,800円+税
ISBN:978-4-908925-92-4

 

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ノートはとらない。宿題も暗記も必要ない。好奇心が芽生えれば、それでいい。
東京・三鷹にある学習塾「探究学舎」は、子どもたちに「勉強を教えない」ことで有名な塾である。教えるのは「子どもが自分の好きなもの、打ち込めるものを見つけてあげる」こと。実際、この授業では子どもたちの好奇心が止まらなくなり、次第に熱を帯び、「感動による熱狂教室」と化していく。

白熱する元素かるた、なぜかおぼえてしまうリアル周期表の元素編、学校では習わない算数の秘密のルールをひもとく算数発明編、投資家の稼ぎ方や仕組みを学び、本当に株を買う経済金融編、地球の大きさを測り、分光器で光の謎を解く宇宙編、「君が信長なら、軍をどう動かすか?」。リアル戦国ジオラマで作戦に挑む戦国合戦編、リアルな臓器に触れ、うんこを作って人体の秘密を解き明かす人体医療編など、ユニークすぎる魔法の授業で、子どもたちが熱狂し、好奇心を芽生えさせていく。その様をリアルに再現したのが本書である。

代表の宝槻氏はいう。「世界は驚きと感動にあふれている。そのことに気がつくための好奇心の種をまくのが僕の仕事です。『なんのために勉強するのか?』という問いに、自分の言葉で答えられる力を育てることが何より重要です。一言で言えば『やる気を育てること』『心に火をつけること』。これこそがすべての原動力で、問題の核心は『どうすれば、わが子のやる気が育つのか?』なのです」。

具体的には「探究学舎」の代表科目「戦国英雄編」の授業をライブで再現します。

●1時間目「武田信玄と上杉謙信」
数多くの英雄たちが激しい火花を散らした戦国時代。そもそも戦国時代とは何か? 侍とはいったいどのような人たちだったのか? 大まかな時代背景をさらったのち、第1時間目は戦国時代における2人の英雄、「甲斐の虎」こと武田信玄、「越後の龍」こと上杉謙信、 そしてこの2人による宿命のライバル対決、川中島の戦いを探究します。戦国乱世で兵法を極め、老練な計略で常に敵を破り続けた信玄。それに対し、自ら先頭に立ち突撃することも厭わず、神がかった勝利を生み出し続けた謙信。互いに相手の裏を読みあいながら、常に相手を出し抜こうと激しく戦いあった伝説の戦い、川中島の戦いの真相を紐解きます!

●2時間目「織田信長」
信玄と謙信が激しい戦いを繰り広げる中、戦国時代に彗星のごとく新たな英雄が登場。その名は、織田信長。日本人に聞く「好きな歴史上の人物ランキング」で常に1、2を争う人気を誇る信長。武器や鎧兜、戦い方に至るまで「常識」を破り、「第六天魔王」と言わしめるほど冷酷な性格を持ち、どんな苦境に陥っても常に勝利を収めたそのイメージは、広く日本人の脳裏に焼き付いています。若き日は「うつけ」と言われ、尾張国の小大名にすぎなかった信長は、いかにして天下統一に近づいたのか? そのストーリーを辿ります!

●3時間目「豊臣秀吉」
夢半ばで光秀に攻め滅ぼされた信長。再び混乱の時代に入る気配を見せた戦国時代で、いったい誰が信長の後を継ぐのか? そこに現れた3人の武将たち。「猿」と呼ばれ、人たらしと評される巧みな人心掌握術で上り詰めた織田家家臣・羽柴秀吉。「鬼」と呼ばれ、勇猛果敢な戦いぶりで支えた織田家筆頭家老・柴田勝家。若き日より信長の同盟者として、辛酸を舐めながらも忍耐に次ぐ忍耐を重ねた、「たぬき」と言われる戦国大名・徳川家康。激しいバトルを勝ち抜き、天下を統一することになったのは……秀吉であった。ほとんど農民に近く身分の低い出自から戦国一の大出世を遂げた秀吉に隠された才能は何か?

●4時間目「徳川家康」
秀吉がこの世を去り、幼い秀頼のみが残された。このまま豊臣家の天下が続くのか? そこに忍耐を重ねた「たぬき」が、ついに天下を狙い動き始めた。男の名は徳川家康。のちに江戸幕府をつくり、263年にもおよぶ泰平の世を築いた家康の人生は決して順風満帆なものではなかった。幼い頃より大大名に領地を囲まれ、若き日には武田信玄に敗北を喫し、苦労を重ねる。しかしその都度「失敗から学ぶ」ことにより成長を遂げていった家康。では彼は戦国の動乱の中で何を学び、どう生きたのか? 天下人の秘密に迫ります!

●5時間目「真田幸村」
信長、秀吉、家康という「戦国時代の三英傑」が天下を平定し、戦国時代を終わらせました。しかし、まさに戦国時代が終わりを迎えようとしているまさにその時期に、遅れてやってきた英雄がいました。その武将の名は、真田幸村。現代においても圧倒的な人気を誇り、「日本一の兵」とも評される幸村は、優れた知略を持ち徳川軍を2度までも撃退した父・真田昌幸に育てられます。徳川家康が天下への野心をむき出しにする中、豊臣秀吉に受けた恩を忘れず、徳川と戦うことを選ぶことに。そして舞台は、大坂夏の陣。幸村は死を覚 悟して家康の首を挙げるべく、最後の突撃を行います。波乱万丈の人生を駆け抜けた遅れてきた英雄、真田幸村の物語を見ていきます!

●6時間目「伊達政宗」
幸村と同じように天下を狙える才能を持ちながら、戦国時代に遅れて生まれてきた東北の雄。「独眼竜」とあだ名され、幸村に並ぶ人気を誇る戦国武将、伊達政宗。幼い頃に片目を失い、自信のない少年だった政宗を立派な武将に育て上げたのは、師匠の「へそ曲がりになれ!」という教えにありました。若くして数多くの苦難を乗り越えながら、最後まで天下への野心を持ち続けた政宗。しかし夢破れて時代は江戸時代という泰平の世に入ります。しかし彼の本当の凄さは、泰平の世にあっても夢や志を持ち続けた気骨にあります。平和な時代に政宗が夢見たものとはなんだったのか? その人生ドラマにスポットを当てます!

アクティブ・ラーニングのヒントが盛りだくさんの「100年後の教室がここにある」本書をお楽しみに。

 

 

■ 目次

・はじめに
・探究学舎とは?

探究学舎「スゴイ秘密」その1
【授業ライブ編】

1時間目
武田信玄と上杉謙信/授業解説

2時間目
織田信長/授業解説

3時間目
豊臣秀吉/授業解説

4時間目
徳川家康/授業解説

5時間目
真田幸村/授業解説

6時間目
伊達政宗/授業解説

探究学舎「スゴイ秘密」その2
【生徒の作品編】

探究学舎「スゴイ秘密」その3
【探究クエスト編】

探究学舎「スゴイ秘密」その4
【探究のオススメ編】

終わりに
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■著者 木元 隆雄(きもと・たかお)
ニックネーム(たかおさん)
東京都中野区生まれ
早稲田大学社会科学部卒業
高校時代に宝槻泰伸と出会い、学ぶことの面白さに目覚める。2012年、探究学舎創設とともに、第1号生徒として入塾。大学入学以降、そのままアルバイトとして5年間勤める。在学中は教育系NPOカタリバでのインターンも行い、教育分野における民間セクターの可能性を追求。2018年、探究学舎に新卒で入社。授業コンテンツ作成や教室運営を行っている。「幅広い世代の興味開発」の可能性を模索中。「戦国英雄編」本文担当。負けず嫌いw

■著者 宝槻 泰伸(ほうつき・やすのぶ)
ニックネーム(やっちゃん)
東京都三鷹市生まれ
京都大学経済学部卒業
探究学舎代表。幼少期から「探究心に火がつけば子どもは自ら学び始める」がモットーの型破りなオヤジの教育を受ける。高校を中退し京大に進学。次男、三男も続き、リアルオヤジギャグ「京大三兄弟」となる。開発期間5年、子どもたちが「わあ! すごい!」と驚き感動する世界にたったひとつの授業を求めて、北海道から沖縄まで、時にアメリカ・ヨーロッパ・アジアからも親子が集まる。オンラインスクール事業は、2022年現在3,300世帯に成長。5児の父。