書 籍
お金をかけないアンチエイジング! 若さを保つ栄養メソッド
藤川徳美 著
四六判並製 232頁
定価:1,300円+税
ISBN:978-4-908925-88-7
お金をかけずとも、栄養だけで人はみるみる若くなる!
『うつ消しごはん』『すべての不調は自分で治せる』『メガビタミン健康法』が大反響となった藤川医師。第四弾は心身の不調を改善した、「その先」の健康メソッドです。老け込むのはでなく、いつまでもいきいきと若さを保つ。
若さと健康の最重要ミネラルとして、マグネシウムを詳説。必要なのはオーソドックスなプロテインとサプリ(ビタミン・ミネラル)だけ。
健康や若さは「お金持ちの特権ではない」と気づける、希望の一冊。
シリーズ20万部突破!方丈社の藤川徳美シリーズ第4弾!
■ 目次
はじめに
・抗加齢(アンチエイジング)で最も大切なこと
・アンチエイジングのための分子栄養療法
第1章 分子栄養療法で若返る理由——ATPが若さの決め手
・加齢と老化の意味は異なる
・「ヘイフリックの限界」細胞分裂が終わるとき
・「テロメアの短縮」が細胞分裂を停止させる
・ヘイフリックの限界の延長とテロメア短縮の予防
・活性酸素による酸化で老化が進む
・抗酸化物質が必要不可欠である理由
・糖化は老化促進物質AGEsを増やす
・糖化が内臓に影響を与えると深刻に
・プロテイン+メガビタミンはマイナス10歳肌
・メガビタミンで10年来のシミが消えた!?
・ATP産生力が下がると細胞が老化する
・若さと健康のためにATPを安定供給
・元気の源、ATPはどのようにつくられるのか
・プロテインとサプリメントの意義
・サプリメントの必要量——確率的親和力
・弱点をサポートするメガビタミン
・サプリメントが不要な人はいない
【コラム】「プロテイン・ファーストの会」マニフェスト
第2章 分子栄養学的ミネラルの力
・人体で重要な役割を担うミネラル
・土壌ミネラルの減少が止まらない
・加工食品だらけでミネラル不足は加速
・原始の海に溶け込んでいたミネラル
・タラソテラピーと潮湯治
・良い塩を増やし、悪い塩を止める
・すべての生命活動に欠かせないミネラル
・生命は鉄を使うエネルギー代謝からはじまった
・まずタンパク不足と鉄不足を解消
・フェリチンを上げるためには
・分子栄養療法で重要なミネラル
・亜鉛が肌トラブルや味覚障害を改善
・亜鉛と銅の関係
・亜鉛の効率的な摂り方
・セレンは抗酸化グルタチオン・ペルオキシダーゼを合成
・セレンのがん予防、HIV治療について
・セレンの効率的な摂り方
・特殊な目的のミネラルサプリメント
・ミネラル療法から考える精神医療の在り方
第3章 マグネシウムがすごい——若さと健康の最重要ミネラル
・あらゆる生命活動に必須のマグネシウム
・ATP生産過程にマグネシウムが必須
・マグネシウムの種類
・経皮からの吸収も効率が良い
・硫酸マグネシウムと塩化マグネシウム、どちらを選ぶ?
・タンパク質およびDNAでの働き
・カルシウムとマグネシウムは1対1で
・カルシウムが蓄積して起こる痛み
・肩と腕の痛みがマグネシウムで消えた
・長年の偏頭痛がマグネシウムで消失
・腰痛とマグネシウム
・マグネシウムが摂れる食事とは
・マグネシウムと抗加齢(アンチエイジング)
・有害重金属の排出を促す
・マグネシウムはADHD児の多動性を軽減する
・善玉コレステロールを上げ、悪玉を下げる
・製薬会社の投資対象は医薬研究、ミネラル研究は無視
第4章 間違いだらけの健康常識
×(バツ) 飽和脂肪酸は悪い
×(バツ) 三大栄養素のバランスが大事
×(バツ) NMNは夢の老化予防サプリ
×(バツ) 合成葉酸は体に悪い
×(バツ) 年齢を重ねると美容にお金がかかる
×(バツ) 牛乳は健康食品だ
×(バツ) ウイルス感染は仕方がない
【コラム】抗酸化作用・美容効果のお勧めサプリメント
第5章 症例集——これまで生きてきた中で最も体調が良い!
付録 メソッドまとめ
おわりに
■著者 藤川徳美(ふじかわ・とくみ)
ふじかわ心療内科クリニック院長
精神科医、医学博士
1960年、広島県生まれ。1984年、広島大学医学部卒業。広島大学医学部附属病院精神神経科、県立広島病院精神神経科、国立病院機構賀茂精神医療センターなどに勤務。うつ病の薬理・画像研究や、MRIを用いた老年期うつ病研究を行い、老年発症のうつ病には微小脳梗塞が多いことを世界に先駆けて発見する。2008年に「ふじかわ心療内科クリニック」(広島県廿日市市)を開院。うつ病をはじめとした気分障害、不安障害、睡眠障害、ストレス性疾患、摂食障害、認知症の治療に携わる。高タンパク/低糖質食を中心とした栄養療法で目覚ましい実績を上げている。著書に『うつ・パニックは「鉄」不足が原因だった』(光文社新書)、『うつ消しごはん』『すべての不調は自分で治せる』『メガビタミン健康法』(方丈社)、『分子栄養学による治療、症例集』(NextPublishing
Authors Press)などがある。