書 籍

これから出る本

体の芯を温めれば、みるみる健康になる!

藤川徳美 著
四六判並製 168頁
定価:1,500円+税
ISBN:978-4-910818-31-3

2025年12月23日発売

 

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汗がかけない、冷房が苦手、手足が冷えて眠れない……。冷え症・低体温は万病のもと。マグネシウム入浴と栄養療法で体温を上げれば、みるみる健康になる。厚着は不要。体の内側から温めて、代謝・免疫力アップ。

「不調を訴える患者さんの手は、みな冷たい」と、藤川医師は警鐘を鳴らします。発熱を除けば、35℃台といった「体温の低さ」に不調や病気の要因があるようです。冷え症や低体温は体質ではなく、栄養不足です。厚着などで外から温めるのではなく、体の内側から温めよと、藤川医師は力説します。「マグネシウム入浴+鉄・タンパク質」で体の芯を温めて、体温アップ。万病のもとである冷え症を治して、健康になれる、温活決定版!

 

 

■ 目次

第1章 なぜ今、万病のもとになる低体温が増えているのか

・自分の平熱を知っていますか?
・現代人の体温は下がっている
・うつ・パニックの女性は冷えていた
・子どもの低体温は、砂糖の摂りすぎが原因?
・塩を制限すると冷え症が悪化する
・よい塩は冷え解消の味方
・冷え症を改善すれば、自然と痩せやすい体になる
・代謝とは何か
・低体温は酵素を不活性化してしまう
・体温は見落とされがちな健康のサイン

第2章 冷えは万病のもと——深部体温が語る真実

・ホメオスタシスが崩れると何が起こるか
・深部体温とは何かーー表面体温との違い
・発熱も低体温も、どちらも病気のサイン
・体温アップで免疫細胞である白血球が活躍
・低体温だと熱中症になりやすい?
・汗が出るのを気にしない。しっかり汗をかこう
・冷えによる血流障害が「万病のもと」
・病気は血流の悪いところに起こる
・冷えが心を弱らせる
・慢性的なストレスは体温を下げる

第3章 どうすれば体温は上がるのか——マグネシウム入浴のすすめ

・体温を上げるカギは、マグネシウムが握っている
・現代人はマグネシウム不足になっている
・マグネシウムで驚くような改善も【症例】
・マグネシウムの摂り方ーー経皮摂取
・塩化マグネシウム風呂で体の芯まで温まる
・体の芯まで温まるとは、どんな感覚なのか
・シャワーだけではダメな理由
・家族で入る湯船には「追いマグネシウム」を
・マグネシウムがメラトニンの生成を促す
・難しい慢性疾患には陶板浴がおすすめ
・熱が治す。冷えが病を呼ぶ
・がん患者に共通する低体温。冷えた体が病を呼び込む理由
・体温が上がると体が変わる

第4章 冷えは栄養不足——タンパク質とATPの力で体を変える

・タンパク質が足りないと、そもそも熱はつくれない
・鉄・タンパク不足の女性は、例外なく35℃台の低体温
・効果的なプロテインの摂り方
・効果的な鉄の摂り方
・ATP産生力が下がると、体が温まりにくくなる
・熱の源、ATPはどのようにつくられるのか
・「新ATPセット」で体を温める
・「新ATPセット」のサプリメント
・メンタル不調がある際はナイアシンアミドをプラス
・子ども「新ATPセット」
・朝起きられないのも低体温が原因【症例】
・「体の芯を温める」という日々の革命

【体験インタビュー】体温を上げて進行性の胃がんを克服

 

■著者 藤川徳美(ふじかわ・とくみ)
ふじかわ心療内科クリニック院長
精神科医、医学博士

1960年、広島県生まれ。1984年、広島大学医学部卒業。広島大学医学部附属病院精神神経科、県立広島病院精神神経科、国立病院機構賀茂精神医療センターなどに勤務。うつ病の薬理・画像研究や、MRIを用いた老年期うつ病研究を行い、老年発症のうつ病には微小脳梗塞が多いことを世界に先駆けて発見する。2008年に「ふじかわ心療内科クリニック」(広島県廿日市市)を開院。うつ病をはじめとした気分障害、不安障害、睡眠障害、ストレス性疾患、摂食障害、認知症、子どもの発達障害や起立性調節障害などの治療に携わる。高タンパク/低糖質食を中心とした栄養療法で目覚ましい実績を上げている。著書に『うつ・パニックは「鉄」不足が原因だった』(光文社新書)、『うつ消しごはん』『すべての不調は自分で治せる』『メガビタミン健康法』『若さを保つ栄養メソッド』『天才ごはん』『誰でもわかる図解版 すべての不調は自分で治せる』(方丈社)、『薬に頼らずうつを治す方法』『薬に頼らず子どもの多動・学習障害をなくす方法』(アチーブメント出版)、『心を強くする食事術』『心と体が元気になるレシピ』(宝島社)、『分子栄養学による治療、症例集』(NextPublishing Authors Press)などがある。