書 籍

これから出る本

新型コロナワクチン 影の輪郭

CBCテレビアナウンサー
大石邦彦 著
四六判並製 320頁
定価:1,700円+税
ISBN:978-4-910818-16-0

2024年5月22日発売

 

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「出どころのはっきりしているデータと、私の取材を交えて真摯にお伝えする大石解説です」で始まる名古屋CBCの「チャント!」内の大石解説コーナーは「新型コロナに対するワクチン接種を起因とした死亡事例、重篤な後遺症事例の存在」という事実から唯一逃げずに向き合い、日本の地上波テレビ局で正確な事実を報道してきた番組だ。全国の遺伝子ワクチンの安全性に疑いを持つ人たちから高く評価されてきただけでなく、テレビ局による番組制作や報道姿勢を評価する機構からも各章を受賞してきた。受賞歴は・「第60回ギャラクシー賞 報道活動部門 選奨」・「地方の時代」映像祭2023 優秀賞 ドキュメンタリー「評価不能 新型コロナワクチンの光と影」・第23回「石橋湛山記念 早稲田ジャーナリズム大賞」公共奉仕部門 奨励賞などである。

2022年に世界でも先行していたイスラエルを始め、ほぼすべての国で新型コロナワクチン接種は行われなくなった。mRNAワクチンの危険性を理解した各国政府がワクチン接種を実質的に止めたからだ。しかし、この間、世界で最も頻回に国民に接種を受けさせた来たのがわが国で、全国民のおよそ8割以上が最大7回以上の頻回接種をしてきた。その結果、日本は世界最多の接種回数、感染者数、死亡者数を示すに至った。完全なる一人負けである。その間、日本社会は経済活動の停滞だけでなく、深い分断に見舞われた。友人はおろか、家族とも会えない日々の日常化。帰郷が許されず、親の死に目にも会えない残酷。東京オリンピックは無観客となり、感染拡大のたびに繰り返し政府から出された緊急事態宣言。非論理的な飲食店の夜間営業禁止。さらに国家の年度予算に匹敵する規模のあまりにも巨額なコロナ対策の使途不明金。こうした矛盾が全てワクチン接種による突然死の激増や重篤な後遺症の発生という抗いがたい事実とともに現れた。2021年のワクチン接種開始以降の超過死亡者数の激増はコロナによる死者数を勘案してもとうてい説明できないものであることは統計を見れば誰の目にも明らかだが、政府・厚労省をはじめマスコミがその事実を報じることはない。今、現在もだ。

こうした状況の中、SNS上でのみ盛んに語られていた「ワクチン接種後の急死や後遺症」について、大石解説は唯一勇気をもって取材・報道を続けてきた。事実をしてコロナ禍の本質を語らしめる姿勢だった。取材対象は後遺症に悩む患者や、突然家族の命を奪われて心に深い傷を負った人々など多岐にわたる。いずれも真実の記録だ。医療現場や医師たちが直面してきた「ワクチン禍」はそれぞれ個別事例としてしか理解されてこなかったが、生活者としての視点、一人の日本人としての視点で、この膨大な事例を取材し、記録し、それぞれの当事者の傷ついた内面や痛憤を歴史に留め続けてきたのは、唯一、この「大石解説」だけだった。
視点は国民を守らない行政、利害関係によって真実を語らない専門家たちへの怒りと告発に強く向かっている。現実からスタートし、本当の救済へ向かうための唯一の足掛かりがここに深く記されている。

 

 

■ 目次

イントロダクション それぞれの闘い
1章 ワクチン後遺症と闘う人たち
2章 立ち上がった患者たち
3章 「本当のことを知りたい」―遺族たちの思い
4章 少年たちの夢と未来を奪ったのは誰か?
5章 医学と利益相反─我々を守ってくれる「専門家」はどこに?
6章 コロナ禍が浮き彫りにした「政治と行政の歪み」
7章 新型コロナの3年は、日本をどう変えたのか?

 

■著者 大石 邦彦(おおいし・くにひこ)
CBCテレビ(本社・名古屋市)報道部論説委員。アナウンサー。1970 年山形県生まれ。慶応義塾大学を卒業後、1994 年に入社。新型コロナウイルス関連の取材過程でワクチン接種後の後遺症に悩む人々や、接種後の死亡事例に直面し、全国の地上波放送局として初めて、自らがアンカーマンを務める番組「チャント!」内で、長期にわたり取材・報道を行ってきた。一貫して事実を伝え続けてきた番組は高い評価を受け、
・「第60 回ギャラクシー賞 報道活動部門 選奨」
・「地方の時代」映像祭2023 優秀賞 ドキュメンタリー「評価不能 新型コロナワクチンの光と影」
・第23 回「石橋湛山記念 早稲田ジャーナリズム大賞」公共奉仕部門 奨励賞などを受賞。
地上波放送だけでなく、YouTubeなどでの積極的な動画配信や前著『新型コロナワクチンの光と影』の出版は、全国で大きな反響を呼んだ。「ワクチン接種後の不調」と「周囲の無理解という孤独」に苦しんできた人たちの存在に光を当て、同時に救済と補償を目指す姿勢に厚い信頼を寄せる人は多い。