書 籍

方丈社書籍

トランプの帰還

饗庭浩明 著
四六判並製 264頁
定価:1,700円+税
ISBN:978-4-910818-13-9

 

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「ドナルド・トランプ氏が2024年の米国大統領選を制し復活する」と予想する世界で最も早い当確宣言の書。トランプ氏が帰還することで、世界と日本がどう激変するか、トランプ氏は混迷を極める世界を救えるのかをシミュレートする。日本の全メディアから「異常者」「粗暴な犯罪者」のようなイメージ作りをされているトランプ氏だが、米国内では様々な案件で起訴されるたびに支持率が上がり、現職大統領のバイデン氏より遥かに人気が高い。民主党ロビーに支配され、プロパガンダ機関となっている米国主流メディアは”事実“をまるで伝えないし、その受け売りしかできない日本の報道からは、米国政治の実態は全くわからない。

振り返れば、2016年の選挙でトランプの当選を予想できたメディアや米国政治の専門家を称する学者や識者はほぼゼロだった。外務省も完全にクリントン当選を予想(希望)していた。そんな中、著者の予想だけは違った。2015年、前前回の大統領予備選が開始されたばかりの時期、米国共和党内でも「トランプは政治経験もないし、単なるエンターテイナー」と見る向きが多かった中、ただ一人彼の「カリスマ性と魅力」を見抜き「トランプ大統領誕生」を確信していたのが、著者・饗庭浩明だった。予想はことごとく的中し、後に米国共和党内でビジョナリスト(予言者)と評されることになる。著者は日本人として最もトランプに近い人物だが、本書では彼の意外なほど優しく誠実な素顔、「リアル・トランプ」が描かれていて貴重だ。

「ロシア・ウクライナ戦争」も「イスラエルでの戦乱」も、トランプ政権が続いていれば未然に防げたとの観測も多い。2021年夏、米軍は唐突にアフガニスタンから潰走し、世界は望まざる地政学上の転機を迎えた。パワー・バランスが一気に崩れたのだ。現地に残されたとてつもない量の米軍の最新鋭兵器や武器・弾薬は、予想された通り、その後タリバンから闇市場を経てハマスやヒズボラなど多くのテロ組織に渡り、今、イスラエルに向けられている。

米国国内の問題としては、トランプが築いた「国境の壁」を廃止したため、すでに「600万人超の不法移民」が世界中から流入し、同時に「児童人身売買」「麻薬密輸」を巡る犯罪も激増。サンフランシスコ、ロサンジェルス、シカゴ、ニューヨークなどの大都市では治安が保てず、店舗も次々と閉鎖に追い込まれている。

著者は「選挙が正常に行われさえすれば、トランプ復帰は間違いない」と断言するが、民主党政権は今後、難癖をつけての公民権剥奪や選挙制度の変更、暗殺までを含むあらゆる手段を用いてトランプ復帰を阻止しようと試みることだろう。民主主義を担う草の根の米国民たちの「不正を憎む怒り」は頂点に達しつつあり、内戦勃発さえ予想されている。もしトランプの帰還が実現しなかったら、おそらく世界は終わる。

注目のロバート・ケネディ・ジュニアの未公開講演の内容をはじめ、大きな影響力を持つ米国保守論客10名へのインタビューを含む、2025年からの米国と日本と世界の未来を占う一冊。

 

 

■ 目次

まえがき
序章 トランプ大統領の誕生を確信した瞬間
王の帰還
トランプ誕生の瞬間
トランプの実像

第1章 トランプ暗殺計画

台風の目
MAGA支持者と共和党
中間選挙と偏向報道
キングかキングメーカーか
「公約をとことん実現した大統領」—— トランプの動かしがたい実績
必要だった国境の壁
司法を保守化する
バイデン・インフレは人災
ロバート・オブライエン国家安全保障補佐官
司法による選挙妨害
ドナルド・トランプ
公平・公正より、政治性が優先される奇妙な司法制度
機密文書問題
スパイ捜査か?
叩かれるほど人気・支持率急上昇
3回目、4回目の「魔女狩り」も実らず
◇裁判&選挙日程表
トランプ暗殺計画
注目のロバート・ケネディ・ジュニアは何を語ったか?
日本メディア報道の歪み

第2章 トランプとの運命的出逢い

「まず、飛び込め」から始まった米国保守派との接点
米国人は、挑戦し、ファイトする愛国者を〝対等な仲間〞として認める

日本にCPACを作る
トランプとの関わり
いわゆる陰謀論について
ロジックが成立しているかどうかを考える
「陰謀論」とさえ言えば真実を葬れる?
CPAC Japanの目指すもの

第3章 リアル・ドナルド・トランプ

トランプ政権の具体的功績
マット・シュラップCPAC議長
「エネルギー大国アメリカの再興」が世界にもたらした利益
アンドリュー・ウィーラー元環境保護庁長官
アメリカだけが良いのが「アメリカ・ファースト」ではない
ロバート・オブライエン元国家安全保障補佐官
マーケティングと選挙キャンペーン
トランプ本人が「スピン・ドクター」となり、広報戦略を築いていた
巨大すぎるトランプ像

第4章 「アメリカ・ファースト」の真意
「自国ファースト」を禁じられたアメリカ
リチャード・グレネル元国家情報局長代行
フリーライダー(アメリカへのただ乗り)と戦う
国務長官にとっての「アメリカ・ファースト」
マイク・ポンペオ元国務長官
強さをどう見せるか
日本外交について

第5章 中国との戦い

対中国「関与政策」の終焉
中国について、私たちが見誤っていたこと
K・T・マクファーランド元大統領副補佐官
インドと中国の対立と反中包囲網
自国ファーストだからこそ成立した日米豪印「クアッド」
「我々は勝利する、奴らは敗北する」││台湾問題に関する戦略的視点
マイク・ポンペオ元国務長官
習近平とは何者か
中国に、コロナ・パンデミックの責任を取らせる
中国モデルは失敗した
K・T・マクファーランド

第6章 メディアと左翼

「メディアは国民の敵だ!」
メディアは、コントロールできないからトランプを攻撃する
キャンディス・オーウェンズ
メディアは、紛れもなくワシントンの泥沼の一部
マーク・メドウズ元首席補佐官
「共和党大勝利」という事前予想こそ意図された虚偽だった?
マシュー・ウィテカー元司法長官代行
メディアを告発する――プロジェクト・ヴェリタス
自浄能力を失ったエリートメディアを信じるなかれ
ジェームズ・オキーフ
キャンセル・カルチャーの猛威
「リベラル=全体主義者」——正体を露わにした弾圧の暴走
ジム・ジョーダン下院司法委員長
ビッグ・テックは民主主義の敵だ
国家より危険な情報支配

第7章 ワシントンの泥沼

ワシントン政治の闇
あっけない弾劾の結末
マコーネルへの宣戦布告
ドナルド・トランプ
3回目の魔女狩り
選挙狙いだった公聴会
トランプの怒り
強制捜査
トランプを支える大衆
◇ 「ランニング・メイト」は誰だ?
・ ヴィヴェク・ラマスワミ
・ ティム・スコット
・ ニッキー・ヘイリー
・ ベン・カーソン
・ ビル・ハガティ

第8章 日米の未来へ

盟友への弔意
ドナルド・トランプ
国防に向けた努力
元駐日大使の望む日米関係の未来
ビル・ハガティ連邦上院議員
香港で「中国によって自由が殺される悲劇」を、この目で見た
ウクライナ侵攻のため、忘れ去られるウイグルの「ジェノサイド問題」
経済交流を期待する米国各州知事たち
ケヴィン・スティット ─ オクラホマ州知事
侵食・侵略に対してナイーブすぎる日本
誰かが日本を守ってくれるわけではない
もしトランプが「敗北」したら、世界はどんな悪夢を見るのか?
「ジャパン・ファースト」のために
日本の強さとアメリカの強さ

あとがき

 

■著者 饗庭 浩明(あえば・ひろあき)
1967年神奈川県生まれ。慶應義塾大学法学部卒。トランプ大統領の知遇を得た数少ない日本人。2012年、共和党全米委員会(RNC)のシャロン・デイ共同議長に推挙され、アジア担当顧問に就任。2015年、米国最古で最大の草の根保守組織 全米保守連合(ACU)の日本側カウンターパートとして、一般社団法人JCU(The Japanese Conservative Union)を設立。議長(代表理事)。 著書に『最強国家─日本の決断─』(文芸社)、『トランプ革命』(双葉社)、日本語版監修として『クリントン・キャッシュ』(ピーター・シュヴァイツァー著)、『トランプのアメリカ』(ニュート・ギングリッチ著)など。