40歳をすぎたあなたが結婚をつかむための17か条

40歳をすぎたあなたが
結婚をつかむための17か条


  第十二回(2018.07.03)

第11条 男を立てる女になる

「女は男を立ててナンボ」とは昭和の時代に誰かが言ったことば。平成の今ではセクハラ発言ともとられかねませんが、しかしこの言葉は、男と女の真実をよく表しています。
 実態はともあれ男女平等の考え方がようやく浸透してきて、女性である私たちはずいぶんと生きやすくなりました。活躍できる場所が増え、言いたいことを言いやすくなり、したいことは誰にも遠慮せず楽しめるようになりました。40歳を過ぎたあなたなら、若かりし頃の苦労を思い出し、時代の進化を喜んでいることでしょう。
 ところが、この「男女平等感」が現代、恋愛に変化をもたらしています。かつては、食事に行けば男性が支払いをするのが当然という風潮がありましたが、今では割り勘が当たり前。そう、支払いだって平等なのです。いい車に乗っているからとか、いい会社に勤めているからとか、そんな表面的なことで男性を選ぶ人も少なくなり(まさか、まだそんなことにこだわっていませんよね?)、男性の本質をしっかり見る目も、私たち女性は養ってきたように思います。
 それはいいことなのですが、平等でいようという意識の表れなのか、「男性を立てる」女性が減ってきているのではないかと感じます。女性が強くなり、自己主張できるようになってきたこと自体は喜ぶべきことですが、度を超して男性を追い詰めてしまったり、彼らが大事にしていることを無視してコミュニケーションを取ったりしているケースを見かけます。その影響なのでしょうか、これまでは男性から女性へのDVが圧倒的に多かったのですが、女性から男性へのDVも徐々に増えつつあります。
男性と女性とでは、脳の造りが違います。異星人だと言われるほど、考え方も感じ方も違います。そのことを踏まえず、同性に接するのとまったく同じ態度で異性と接すると、相手を傷つけたり喧嘩やトラブルに発展してしまうこともあるのです。
 差別と、性差を区別して接することは異なります。男性とうまくコミュニケーションをとりたいなら、彼らの特徴を良く把握しておくこと。これが大事です。
「ひとりの男として尊敬されたい」。男性は、そんな気持ちを胸の中に秘めているのです。女性が「ひとりの女として大事にしてもらいたい」という気持ちを秘めているのと同様に。
 私たち女性は、彼らのその気持ちを大切に守ってあげるべき。それこそが、男を立てるということです。特別のことをする必要などないのです。ただただ、尊敬しているという思いを伝えればいいのです。
 そのためには、周囲の男性たちのステキなところ、いいところを見つめる目を養いましょう。どんな人にもキラッと輝くところがあります。嫌なところばかり見ているようでは、どんな相手とも関係が発展しませんよ。あなたの中の「ステキ発見センサー」を進化させて、光るところを見つけたら相手にどんどん伝えてしまいましょう。

 

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 桜野かほり(さくらの・かほり)
1966年生まれ。心理カウンセラー。ビジネスシーンを中心にこれまで8万5千人のメンタルケアを行ってきた。「メンタルヘルスを保つのも男性の胃袋をつかむのも食事(料理)」が信条で、趣味の料理の腕に磨きをかける毎日。実年齢よりも10歳ほど若く見られるのが自慢。