40歳をすぎたあなたが結婚をつかむための17か条

40歳をすぎたあなたが
結婚をつかむための17か条


  第十一回(2018.05.13)

第10条 まずは自分を愛そう!

 人を好きになったら誰しも、相手から良く思われたいもの。男性なら格好つけますし、女性はかわいく見せようと身も心もいろいろと、「盛り」ます。初期段階はそれでもいいけれど、いつまで経っても盛ったままでは、本当のつきあいには発展しません。
 ある程度の恋愛経験を積んできたあなたなら、そんなことはわかっているはず。でも、それ、今までにできた試しがありますか? 自信を持って「ある」と答えられる人は、恐らくこのコラムは読んでいないでしょう。幸せなパートナーシップを築いているからです。たぶんあなたは「ない」か、「できたかどうかわからない」はずです。
 本当のつきあい=幸せなパートナーシップとは、お互いに自然体でいられ、本音を伝えあうことができ、心の中のブラックな部分も受け入れあえる、そんな関係です。「割れ鍋に綴じ蓋」という言葉がありますが、欠けている部分を補い合うことができる関係ともいえます。そういう関係が築けて初めて、人は本当の心の豊かさ、 安らぎにたどり着くのです。
 しかし、そこに至るのは簡単ではありません。なぜなら、本当の自分、素の自分がなんなのかちゃんとわかったうえで、それを受け入れいとおしむことができなければ、他人に素の自分を見せることなどできないからです。
 つまり、ありのままの自分を愛することができなければ、本当の意味で他人に心を開くことはできません。自分に合う相手が誰なのかもわからないし、人を愛することもできません。
 世は不倫ブームですが、不倫してしまう背景には、このことが隠れています。結婚相手と幸せなパ―トナーシップが築けていないがゆえに心の安らぎが得られず、それを求めて別の相手に気持ちが向いてしまうのです。
 自分を受け入れられず粗末に扱う人は、他人にも同じことをします。相手に愛情を与えることなどできず、自分に足りないものを相手から奪おうとしてしまいます。離婚件数が多いのも、突き詰めればそこに原因があります。
 あなたは、ただ単に結婚できればいいわけではありませんよね? 幸せなパートナーシップを築きたいのですよね? だったら、まずは素の自分を受け入れ、愛する ことから始めましょう。
 自分のいいところはもちろん、ダメなところも真正面から見つめて、「まじめなところがすばらしいね」「あわてんぼうだけどそこがかわいいよ」「くるっとカールした髪がいい感じ」「今日も仕事で失敗してしまったけれど、でも頑張った」……と、声をかけてあげましょう。日記のようにノートに自分へのほめ言葉を書き綴ってもいいですね。恥ずかしがらず、ひたすらこれを続けていると、自分がどんどん愛おしくなっていきます。そして、他人を見る目が変わり、人との関係の築き方も変わっていくはずですよ。

 

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 桜野かほり(さくらの・かほり)
1966年生まれ。心理カウンセラー。ビジネスシーンを中心にこれまで8万5千人のメンタルケアを行ってきた。「メンタルヘルスを保つのも男性の胃袋をつかむのも食事(料理)」が信条で、趣味の料理の腕に磨きをかける毎日。実年齢よりも10歳ほど若く見られるのが自慢。