書 籍
プロの時間術
上阪 徹 著
四六並製 232頁
定価:1,500円+税
ISBN:978-4-908925-47-4
ブックデザイン:杉山健太郎
大人の時間割を使えば、仕事が3倍速くなる!
プロの時間術
仕事がたまる、遊ぶ時間がない、週末も自宅で……。
「上阪式メソッド」で、終わらない仕事が終わる!
毎月1冊10万字、本を書き続けるブックライターが時間術を初公開! 超多忙なのに、しっかり休み、しっかり楽しむコツ、成功者3000人に学んだ「時間の哲学」とは? シンプルな「大人の時間割」を使えば、仕事の効率・スピードは、みるみるアップする。時間の使い方一つで、働き方が変わる、人生が変わる!
◆編集者からひとこと
上阪徹さんと仕事をされた方々は、みな同じことを口にします。仕事が速い、クオリティが想像以上、締め切りを必ず守ってくれる、と。それも超多忙な毎日なのに、です。上阪さんは、いつ何をどの程度作業するかが毎週「ブロック状にして見える化」されています。同時並行で多くのことを高速で行うには、大人の時間割ともいうべきメソッドがあったのです。働き方改革で、今まで以上に仕事のスピード、効率化が求められる昨今、上阪流時間術で、忙殺される毎日から抜け出せること必至です!
◆目次
はじめに 本を毎月1冊書いている、って……?
第1章 必要なのはテクニックの前の「時間の哲学」
明日がある保証はない。刻一刻と寿命は減っている
成功者は「時間がない」とは言わない
相手の時間を奪っている、という意識はあるか
普段が本番に出てしまう
時間の使い方こそ、人生の使い方
「はっきりしない状態」こそが大敵だと知る
考えても仕方のないことに無駄な時間を使わない
決めたことをやり抜いた達成感、そして自信
第2章 「小分け」と「時間割」が仕事を変える
ゴールから逆算して細分化していく
一度にすべてをやろうとしない
早く手をつけてしまう、ことをクセに
締め切りに追われることがない
やりたいことを、先にブロックできる
アイディアは、デスクで考えない
まず必要なのは、仕事を「小分け」する力
「時間割」づくりのポイントは、余裕を持つこと
なかなか腰が上がらない、という人にも
第3章 「自分を理解」しないと、時間はうまく使えない
こうなったらイヤだな、を自分に問うてみる
実際に行ったスケジュール、を書き上げてみる
自分のダメさ加減を、あらかじめ認識しておく
人は忘れてしまう生き物だと認識する
なんでもメモする。いつでもどこでもメモする
「to doリスト」はシンプルなものにする
苦手な時間、得意な時間を理解して予定を組む
第4章 時間の使い方の「やってはいけない」
時間の使い方を、考える時間を作る
時間にルーズな人とは、付き合わない
「無駄な時間」を、あえて意識して過ごす
テレビを見ない、と決めるだけで
SNSは投稿と見る時間を定める
仕事時間を短縮していく方法
「これはやらない」大切さ
コンディションを整える
第5章 「書く時間」を短くできると、時間ができる
苦手意識があったり、嫌いだったりしても、なんとかなる
文章が書けない、という人が持つ呪縛
速く書けるようになる秘訣
「素材」さえあれば、文章にはまったく困らない
最も効率良く書ける方法を考える
効率を上げられる仕組み化に取り組む
効率を落とす書き方をしない
メールなんて箇条書きでも構わない
企画書は200字ほどの「企画のねらい」があればいい
「素材」の整理は、手間なし、面倒なし、で
第6章 「時間を自由に使える働き方」フリーランス
まさか自分がフリーランスになるとは
自分のためでなく、誰かのために頑張る
仕事の本質を理解すれば、醍醐味が変わる
本当の喜びとは、人の役に立て、喜んでもらえること
定年もない、飽きることもない仕事
自分で納得のいく時間づかいができるか
◆著者 上阪 徹(うえさか・とおる)
ブックライター。
1966年、兵庫県生まれ。早稲田大学商学部卒。
ワールド、リクルート・グループなどを経て、94年よりフリーランスとして独立。
幅広く執筆やインタビューを手がける。
超多忙の中、毎月1冊の書籍を締め切り厳守で書き上げる、時間術のプロ。
著書に『企画書は10分で書きなさい』(方丈社)、
『これなら書ける! 大人の文章講座』(筑摩書房)、
『10倍速く書ける 超スピード文章術』(ダイヤモンド社)、
『JALの心づかい』(河出書房新社)、『職業、ブックライター。』(講談社)など多数。
インタビュー集に40万部を突破した『プロ論。』シリーズなど。
ブックライターとしても、80冊以上を執筆。携わった書籍の累計売上は200万部を超える。
2011年より宣伝会議「編集・ライター養成講座」講師。2013年、ブックライター塾開講。