アドラー語録

アドラー語録

語録1

私たちはみな間違える。しかしここで大切なのは、間違いは修正できるということだ。

 


語録2

成功できるかどうかは生まれつきの能力で決まっているのなら、心理学者にできる仕事は何もない。しかし、実際は、成功できるかどうかは勇気で決まるのであり、心理学者の仕事は絶望を希望に変えることだ。

 


語録3

人は誰でも劣等感を持っている。劣等感それ自体は病気ではない。むしろ健全な向上心につながるきっかけになるだろう。


 

語録4

人間とはどうやら、自分は弱いと感じると、社会への関心を失い、ただ優越だけを求めるようになるようだ。

 

 

語録5

障害そのものが悪い結果を生み出しているのではない。本当の原因は、障害に対する本人の態度にある。

 

 

語録6

結婚という状況で求められるのは、パートナーに関心を持つことであり、パートナーの立場で考える能力だ。

 

 

語録7

恋愛関係を利用して、劣等コンプレックスや優越コンプレックスを満足させようとするのは実に愚かな行為なのだが、実際のところそういう人はたくさんいる。

 

 

語録8

運命を信じることは、多くの意味で単なる逃避である。人生における有益な行為を目指して努力することから逃げているのだ。そのため、運命を信じることは、間違った「心の支え」であると言えるだろう。

 

 

語録9

劣等感を完全に取り除くことは不可能であり、そもそも取り除く必要もない。劣等感は人格を築く基盤の役割を果たしてくれるからだ。

 

 


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